暴太郎戦隊ドンブラザーズ 感想 (ネタバレあり)
まずは一言...........「誰も死ななくて良かった〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
一応ソノナとソノヤがラスボス的に君臨したわけだけど、特段物語上の解決が用意されていたわけでもなく なつみは犬塚がなぜか手配中なことに嫌気したのか、そこの機微はよくわからんかったけど、夢で同棲していた雉野とヨリを戻し... 鬼頭は自伝的漫画?としてドンブラを執筆して漫画界にカムバック、ソノザもしっかり編集長としてやっているらしい 猿原はそもそもドンブラで戦ってきて、そこまで起伏のある感じではなかったが、それにしてもタロウにはドンブラでよかったと告げている ムラサメはてっきりマザー、元老院からの自立、自我の確立みたいな話が描かれるんだろうと予想していたが、入りきらなかったのか元々やる気がなかったのか、しれっと名乗りに加わっている タロウはお供の記憶が先になくなって、ソノイが介護していたものの、ついにはソノイのことも忘れてしまい....と ホンマにこれ二枚看板シリーズやったんやなあ...
努めて冷静に評価するとなんとも言えない部分もまあまああるものの、全体の3/4話ぐらいはほぼ毎週のようにクリフハンガーに惹きつけられたし、何よりも演者たちのアンサンブルからくるバイブスが良すぎてこまけーことをどうだこうだあげつらうのがバカバカしくなる
特にオニシスターをやりきってくれた志田こはくさん!本当にありがとう、ある意味このシリーズの主人公だったのではないかというぐらい1話から全開で最後まで楽しませてもらえました ....一応こまけーことを書いておくと
獣人絡みの問題がひと段落したあたりからちょっと物語上の推進力が下がってしまって、カタルシスの弱い最後だったとはおもう 最後の最後はタロウがスタンドプレーでキメるってのも、せっかくバラバラな人たちが9人集まってるわけだから、9人のコンビネーションで勝つって展開の方がシリーズのメッセージ性と合うだろ!!と声を大にして言いたい
ソノナ、ソノヤじゃなくてもいいが、何らかの強大な相手とバラバラ戦って負けちゃうんだけど、タロウを旗に集結して、そんでもって名乗り〜〜〜!からの合体技〜〜〜!だったら燃えたなあ
このオチにするなら、タロウの最期はもっと手前の話でやってジロウを筆頭に新生ドンブラでやっとるよ〜みたいな話が最終回でもよかったかな んで、ピンチの時に記憶を取り戻したタロウが「ワーッハッハ!」で現れる的な
まあ....ジェットマンの感想にも書いたけど、結局龍騎や555なんかを思い出しても、畳み方がやっぱり合わねえな〜という評価です